こちらをご存知ですか?
一見すると昔ながらのロケットカウルを持つカフェレーサーですが、どことなく現代的な意匠を凝らしているように見受けられます。
高性能マシンといった感じで速そうです。
それもそのはず、こちらは老舗メーカーBMWが創業90周年を記念に販売したコンセプトマシン。
BMW Concept 90です。
このモデルをベースに同じくBMW創業90周年を記念した市販車「BMW R nineT」が生まれました。
つまり、現代的な技術を駆使して生まれた車両なのです。
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BMW R nineT
ではConcept 90の詳細を見てみましょう。
何と言ってもパッと目を引くのは特徴的なオレンジのカウルとタンク。
これは実は73年に同社が開発し、1976年の全米ロードレースで優勝した名車「R90S」をモチーフにしています。
BMW R90S
Concept 90でもBMWお得意の水平対向二気筒エンジンが搭載されています。
BMWといえばこれを連想される方も多いんじゃないでしょうか?
そしてロケットカウル。
一見するとよくある昔ながらのカウルですが、現代の物理思想のもとデザインされ、最新の技術で形成されています。
もともと市販車に空気抵抗を減らすためにカウルを取り付けたのは、R90Sが最初だそうです。
そして後方に従ってシャープになっていくテール周りは最新鋭のスポーツモデルを彷彿しています。
ライトはもちろんLED 。
メーター類は、アナログとデジタルが使われています。
このようにいたるところに伝統と革新を融合させたこの車両。
足回りはオーリンズのFGRレーシングフォーク、リアショックもオーリンズ製。
ブレーキキャリバーはブレンボ製と、現代のスポーツバイクに引けを取らない最新装備です。
片持ちスイングアームも70年代にはなかった技術ではないでしょうか。
サイレンサーにはカーボンが使われています。
いかがですかこの車両。
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カフェレーサーの何恥じない伝統的なフォルムと、現代のレースにも通用する空力特性と足回り。
まさに理想の一台ではないでしょうか?
しかし残念ながら市販はされていません。
R nine Tと共通のエンジン、フレーム、スイングアームということですから、R nine Tさえ手に入れば、あとはカスタムを担当したRSDさえパーツを量販してくれればいいのですが。
いくつかは販売しているようなのですが、いかんせん特徴的なカウルが見当たりません。
これは待てば期待が持てるかも?
Concept 90を製作した「RSD」の通販サイト(英語)
もし手に入れたらこの写真のライダーのようにレトロなヘルメットを被って街中を走りたいですね。
「どうだ俺のバイク」
「はい、超カッコいいっす」
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